僕の中の僕の思い

いつもいつもキミは大きくて優しく僕を包んでくれる。

風のように自然に僕の周りを囲み、そっと背中を擦ってくれる。

僕が心を何処かに置き忘れてしまう時にキミがくれる温もりは、何者にも変えがたい。
どれだけ高価な品物よりも、キミが慈愛を込めて僕を見ること…。
大変だね、なんて言わなくても、キミは僕の心の中に安堵の場を提供してくれること…。

それは何にも勝る慈愛を感じる。


大切な人がいつでも傍に居るのが当たり前じゃないし。
いつも大切にしてくれることだって当たり前じゃない。
もしかしたら何時しか目の前から消えてしまうかもしれない。

それだとしても――、
ありがとうと思う。

心から感謝。そう、思うよ。

僕は永遠にキミへ感謝するだろう。
僕の生命の光が消えたとしても、変わらずキミを探す僕が居るはず。
果たして僕は次の世でもキミを見つけることが出来るかな…。少しばかり不安だったりする。
……大丈夫。そう、キミにそう言われているような気がするよ。



人と人の縁。
赤い糸――。
それらは１本ずつ在る訳では無いし、つがいになっている訳でも無い。
その中で出会える本当の縁。
全てが大事。
大切。
掛け替えの無い僕の中の大事。

• 今繋がっているあなたに贈る言葉
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• 2008/12/08 Mon.