統合失調症(とうごうしっちょうしょう)は、現在勉強中の内容です。
統合失調症とは、昔でいうところの精神分裂病。差別用語ということで改名されたようです。
通常の人間よりも情報量がはるかに多く、そしてそれら各々の情報の伝達がうまくいかないのが統合失調症です。
統合失調症は、もともと頭が良すぎる傾向があるとも言われています。
近年の傾向を見ていると自覚無き統合失調症の人が、徐々に増えているように思います。特に小学生も含めた若い世代に。中には就学前の子供が統合失調症の因子を持っているのでは、というケースも実際にありました。ですが、あくまでも医学的にという意味ではなく、霊感による判断です。
統合失調症の勉強に本格的に関わるようになり、思うことがありました。
統合失調症ほど、
□人とは何か
□本当のことは何か
□生きる意味とは
□人の気持ちとは
などなど、上記のようないわゆるこの世の本当のこと。つまりこの世の真実を伝えなくてはいけないのではないのかと、本気で学んでいくうちにそう思うようになりました。
統合失調症の患者は放置すればたくさんの情報を、外部から集めてきます。
それはつまり情報の巣窟となり、結果的に症状の悪化を招くことへと繋がっていく割合が多いということにもなります。
ゆえに家族側からの日々の修正(要る情報と要らない情報の振り分け)が必要になります。
しかし家族側が統合失調症の無理解と無知があった場合で、更に知的面に障害がある人間と同等の認識、及び扱いをしていたとします。というか、実際にそういう自覚無き認識をしている家族は意外と多いです。
この無理解と無知により、もともと頭が良すぎる傾向がある統合失調症の人間の、未来を奪うことへと繋がります。
未来を奪われた統合失調症の人間は、どこから見てもおかしい人。という異常だと認知される存在になります。
統合失調症の人間はもともと情報伝達がうまくいきません。そしてもともと頭が良すぎるのだとも書きました。
すなわち頭が良すぎるがゆえに、間違ったことをさも正しいのだと認識させてしまうことで脳内で異常な情報へと変化し、より酷い症状へと繋がっていくということです。これは言葉を代えれば、家族から受ける、ある種の拷問ですね。
なんせ頭が良すぎる人間に奇行が目立つように感じるのと意味は一緒で、統合失調症の人間も同質の脳の仕組みを持ち、なおかつ同質の脳内情報が存在するわけで。
だけれども、ただ頭が良すぎる人間と異なるのは、情報伝達時にトラブルがあるというだけのこと。
結局、家族側の対処法としていえることは、何が正しくてなにが間違っているのかという、表層に浮き出た事柄を伝えるということではなく。
この世の本当とははなにかという根底を、ソノ都度、伝えなくてはいけないということ。
ただ、本当のことを伝えるということは、まずは家族のひとりひとりが本当のことを理解していかないと、伝えることはできないものです。
本当のことを分からない人間が本当のことが分からないのに、本当のことを正しく伝えることはできないのです。その意味は、どこに向かって道が存在しているのかを考えれば、理解できるかと思います。
ひとりの人間の人生、それは運命ともいう。
だけれども人生には裏と表という対極な舞台が、誰にでも存在しているもの。
それゆえ、自分自身が今やれることを気持ちを込めてやりつづけることでしか、運命を代えることはできないものだと思う。
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