たまに、知り合いとかとお話をしていると
すごいね。
強いよね。
とか、そんなことを言われることがある。
でもね、強くもないし、前向きでもなくて…。
そんな大層なものじゃなくて
私の場合、ただ単に現実を冷静に眺めているだけかと……。うん。
なんていうのかな。
強いっていうのはさ、弱いことを知っているというだけで。
前向きというのは最悪を考えて行動しているから、そういわれるだけで。
そんな大袈裟なもんでもないと思うんだよねえ……。ほんとに。
ああ、こわいな…。なんて、目の前に塔のように聳え立つものが在るとね、
まずは、本当にそんなに物凄い塔なのかなとか、実際は自分が作り出した虚像なんじゃないのとかね。
まあ、そんな感じで謎解きをするわけです。
それって、自分が本当は何を考えているのか、実はどんな気持ちでいるのか。
だからこそ見えてないものは何なのか。
つまり、この見えてないものが塔を虚像にしていたりするものなんだよね。
でね、その見えてないものだけど。
どうして気持ちの中で避けているのか。それを考える。
結局、何かを否定しているから、恐れているとなるわけ。
出来事に絡んで、どんな風に腰抜けになっているの?と、自分の気持ちを覗き見てみる。
その結果、こわがりの自分が居る。
梃子でも動こうとしない自分が居る。
※ 何かをおそれる=現実が見えなくなる=本当の自分の気持ちを偽る(自分でも気が付かなくなる)
↑コレを始点からいくと
1 本当の自分の気持ちを偽る(自分でも気が付かなくなる)。
2 現実が見えなくなる。
3 何か(作り上げた恐怖心)をおそれる。
となります。
だからさ、次に、そのままでいたらどうなってしまうのか。という最悪の展開を考える。
そうすると、前向きといわれる行動や思考が次々と目の前に並んでいく。
それで、最後に、梃子でも動かない弱虫の自分のケツを叩き、蹴飛ばす。
さっさと進みなさいみたいな、強制命令を宣告。
大まかに言えばそんなのが私(の一部)だったりする。
強いとか前向きとかじゃなくて
生かされ。
溺れ。
流され。
ただただ、それだけの人生にならないために……。
また、現実を生き抜くという意味で。
[8回]