とあるブログで、児童心理について書かれている記事を見つけた。ブログの筆者は児童心理に関わる活動もしている。しかし、児童心理の(社会的に認められた)正式な研究者ではないようだ。
そのブログの記事の中に、一日の中で抱きしめてあげることを数分間だけでもしてあげる事。そして、ある言葉(大好きとか大切とか)の言葉を、掛けて上げる事。そうすればおのずと、子供の心は愛情で埋め尽くされる。
結果――、「不登校やひきこもりには決してならない」(そして、自殺も無いとも記載されている)
※筆者の文章をそのまま引用はしていません。筆者の文面に似せた表現をしています。
私はこの記事を読んで怒りが沸き震えがきたよ。なぜなら、筆者の人間としての解釈が歪んでいると思えたから。
確かにスキンシップは何よりも大切だし、子供の生命エネルギーの根底になっている。肌と肌が触れ合えば、医学的な分野からも安定した感情が生み出されるとも言われ、正しい根拠に基づいているのは確実。
私はスキンシップや愛を告げることは正しいと思うけど、それがまともに「不登校や引きこもり」に繋がるとは、到底、思えないよ。
「不登校や引きこもりは、スキンシップと愛を告げることを怠った結果」だと、筆者は書いていた。そういうケースも一部の家庭に存在しているのも分かる。けど、それは一部であって、全ての家族に当てはまるものじゃない。
誰しも、自分の調べた或いは学んだ事をウェブ上で表現することは自由だよね。それでも、分かっていても、許せない表現だと私は強く思ったよ。
筆者は、小学校低学年という7歳(6歳)~8歳までの年齢を確実にブログ内で示している。
けどね、小学校2年生でも自殺を選択できるって理解できないのかな……。例え、お母さんやお父さん、そして身内や知り合いの愛に囲まれて育ったとして、この筆者の言うように愛に満たされたとする。
それでもね、自ら死を選択できる年齢なんだよ。つまり、筆者が言うほど低学年の子供の精神は、幼稚ではないということ。もっと、深い心理があって、とても複雑な感情が芽生えてきている。それが低学年。
ねぇ――、みんなはどう思う……?
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