アルトゥール・ショーペンハウアー

「月明かりのショーペンハウエル 」

川に身を投げて自殺しようとしていた青年と、ドイツの厭世主義哲学者ショーペンハウエル（ショーペンハウアー）との、月明かりの中での対話。


http://www.youtube.com/watch?v=T72LcAZhQq4
(PCのみ閲覧できます)


見えない何かは頭の中で整理しきれずに放置され、あるいは無視され、
ゆえに意味を失くす。

たとえそれが唯一無二の心の声だとしても、簡単に自分の気持ちと性格を決め付けてしまう。

どこにでもあるような言葉の羅列により、誰かに何かを伝え、結果的に意味を取り違えてしまうこと。
そういう瞬間の、気持ちの篭らない気持ち。唯一無二の心の声を無視する瞬間とはそれと似ている。


共に地位や名誉、財産。そうしたものは生きていれば必然的に形をつくるものではあるけれど。
こうしたものに心が囚われてしまうことは、僅かなりとも存在している優越感がそうさせているものだと思う。


いつもと異なる視点による、気付き。

自分の思考には存在しなかった、ナニカ。


これらは自己の中の異物ではあるけれど


異物を混入し、新たな思考をつくらなければ
今まで通り見えないままとなってしまうもの。


しかし、そうして変わることを望み事実変わったとしても、もともとの自分の本質とは変わらない。


いいや、変わらないのではなく、変わるはずが無い。






だってソレが自分なのだから……。





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名言集とは解釈によっては危険な存在だったりもする。
なぜなら、自己の中で都合良くいかようにでも解釈できてしまうもの。

あなたの中の、ナニカを知りたい場合は名言集も良いけれど、全体を。

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日本ショーペンハウアー協会

• Mutter (つぶやき)
• CM(0)
• 2011/04/02 Sat.