ブタクサがあちこちで群生していますね。
やはり秋なんですよ。
ブタクサって確かアレルギーの元になるアレでしたよね。うんうん。
ところで
秋晴れってどうして気持ちがいいんでしょうか。
春と夏、冬。
その季節も確かに晴れた日は気持ちがいいんですよ。
けれども
どういう訳か秋晴れだけは
心の底から爽快になるというか…
体と心の中から変なものが居なくなっていく感じがします。
まあ、空気が澄んでいるだけなら
きっと、冬のほうが澄んでいるだろうし。
そう考えると秋って不思議ですよね。
読書の秋。
食欲の秋。
そういう心身ともに安定した季節。それが秋。
そういや…読書で思い出したけど
読みましたよ。牧野修。
読んだのは、スイート・リトル・ベイビーだったけど。
ほいで、屍の王は、ネットの古本屋で購入手続きをしました。
スイート…。←感想だけど、
あんまり……。いや、全然こわくなかった。
だとしてもさあ
やっぱ、絶賛されている屍の王を読んで見ないことにはわからないよね。
でも
どうなんだろうか…
ホラー系でこわいお話といえば、私の中では加門七海しかいないのだけど。
なんせ、本を読みつつ、思わず自分の後ろを振り返ったくらいだからね(笑
まあ……
加門七海の書く(ホラー)小説は、間違いなくこわいよ。
だって、何でもないように書いているけど
あの描写は、実際に起きる(霊的)現象だもん。
だから、おっかないに決まっている。
それ以外でゾッとしたという本には未だに巡り合っていませんね。
ゾッとしないまでも、リアルすぎて気味が悪い。というなら、新堂冬樹の殺し合う家族かな。
あの小説って、書いてある内容を読み進めていくうちに
澱のようなものが腹と胸の辺りに溜まっていくんだよね。
けど、そんな中で、冷静な私。みたいな自分を持って読んでいくと、
人が狂気に至るまでの心理と、そうなるまでの複雑に絡みついた過程。それが明確に見えてくる。
それでもって、結局のところ…
読み終えても尚、気味が悪いというね。
あの小説を読んで数日間。腹の中から不気味な感覚が抜けなかったし。ほんと。
どういう小説にしろ、読んだ後に腹の中に溜まらない本はつまらないよねと思う。
[0回]