白月光
白月光

白月光

あなたは本当の自分で生きてますか?

生命が弾くように奏でる音楽

霊気が空気に混じり肺に溶け込む。
全身の毛穴は神聖な霊気を欲し肺へ肺へと流し込む。
みなぎる粒子は生命と溶け合い我が肉となる。
能面を被り静かに笑う。醒めた目と褪(さ)めた頭で時を刻み、時を堪能する。
運ばれてくる音は音楽と成り全身を振動させる。
規則的な音楽は能面が能面でいることを約束し、蒼い空へ意識を送る。

何処かの地の青葉の香りが鼻腔深くに送られてくる。
香りは脳に伝達し、日の光で温まった若葉の聖地をゆっくりと映し出す。
誰かが呼ぶのが聞こえる。
誰かが縋るのがわかる。
誰かの生命が託されたのを感じる。
鳥の羽を羽ばたかせ大空を舞い踊る。皆が皆を映し出す。
音楽は体の回りを霊気で包む。

生きた生命は力強く弾け弾むもの。
生きた生命は力強く弾け弾むもの。

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鬼の霊眼

鬼はいつも隙を狙い、肉に埋もれしなやかに身を翻す。
鬼はいつも、日の光に照らされた若葉を肺に貯めたまま産毛を吐息に混じらせ静かにまどろむ。

狂乱し錯乱した女人の面を被る。
我の聖地。
我の肉成り。
鬼は静かにまどろみながらも勝利を得る。

鬼は、ひとしずくの不信をも受け入れず。
地底深くから響く信頼は、鬼を鬼だと知るが故。

正しくありたい、清くありたい、まっとうでいたい。
そんな思いを鬼は笑う。高らかに笑う。

されとて鬼を捕まえ――、
ほら見てみろ。鬼を、お前を捕らえたなり。
そう言ったところで、鬼は微動だにしない。
淡い月の光が産毛を照らし細かな光の粒子を身に纏い、ただただ笑う。クスリと鬼は笑う。

酒を煽り、鬼を丸出しにし、高鳴る胸はオカメの面。福助の面。
酒に酔い面が剥げ、剥き出しになった鬼の形相は、見た者の心を拘束し粒子をも停止させる。
空気は酸素を運ぶことを忘れ、我が存在を放棄する。
楽しくも、悲しくも、酒を煽り、本当だけを見透かす。
太陽の光は鬼を包み優しく眠りに導くことだろう。
 

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混じり合うからこそ分離する

遠く離れた地から響いてくる言霊は 切なく 悲しく 苦しい 
風の隙間を掻き分け 張り裂けるように名前を呼ぶ
亡霊の目から水が零れ 月の光で揺れ垂れ落ちる
深い淵の中にある瞳の奥で陽炎が泳ぐ
狭間で揺れ 行き場を失い 何を求めるというのだろう

全身を突き刺す言霊は やはり亡霊でしかないのだろうか
戦慄は胸の隙間を駆け抜け この痛みは事実でしかないのだと知る

全ての今は 肉体に潜むけものが動く
血を求め 自ら飢えを求め 好んで餓鬼と成る
けものは精神の摂理により強制され 哀れに唸る
闇に溶け入るように鎖を虚しく引きずる 
むせるほどに込み上げる鉄の臭いは生きた鮮血

何者も立ち入れぬ精神の聖地 
お前はけものだ と
お前は我であり我にあらず と



何を求め 何をしたくて 亡霊は彷徨うのか
悲しみの水を垂れ流し頬を濡らす
言霊と共に肌に突き刺さる霊気
意識の途切れた亡霊は 冷静を失い ただひたすらに唄い続ける
悲しみの水は湖をつくり 白熱した月を沈める
何故 亡霊は水を流すのか
今を生き 今を見て ただそれだけだというのか
糸の途切れた亡霊は言霊を運び風の隙間から手を差し伸べる

我がけものは聖地に封印され 差し伸べた手を払われる
届かぬよう 混じらぬよう 思いへ思いを送る
何故 亡霊に翻弄されたけものは踊り戯れ 自ら好んで狂い舞うのか
何故 哀れなけものは滴る鉄の香りを求め 意図も簡単に亡霊を嗅ぎ分けるのか

故に聖地はけものを拘束する
お前はけものだ と
お前は我であり我にあらず と


聖地に拘束されたけものは 樹海の地底深く「闇の極楽」へ吸い込まれ立ち消えて逝く
儚く虚しく惨めであるが故に極楽なのだと呟き立ち消えて逝く

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プロフィール更新

プロフィールの画像を最新のものにしたのだ。←画面右下部、ブログパーツ内。
誕生日を機会にちょっと変えてみたよ(笑)

ま、私を見たことある人は「おお、ハルカだ」だろうけど――、
見たこと無い人が見たらどうだろ。ちょっと分からないかもしれないな。うん。
どっちにしても誕生日が来て、何かから抜けたことには違いが無い。調子は良いよ。

……あ。携帯からはプロフィールは見れません。
ごめんなさい。

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鬼なんて消えない

※まず先に「前頭連合野の脳萎縮~鬼と呼ばれし者よ 」の記事に眼を通してください。その方が明確に伝わるかと思います。ただ、途中から文章を放棄した方の場合は、放棄した事で疑問は残ったままの文章になりますが意味は理解できると思うので、このまま読みすすめてください。



精神とは、脳の中ではどの部位に属し、その単調な指令を出す精神が属する脳と連動する精神力はどこにあるのか――。

霊的に科学的に医学的に哲学や倫理。様々なジャンルから総括したこれらの答えを導き出すことに挑んでいます。ハッキリ言って無謀。だけれども諦めず、一見関係無さそうなエリアからも侵入を試みています。

今日のブログ記事で上げた「前頭連合野の脳萎縮~鬼と呼ばれし者よ 」だけど、鬼は消えません。
ならばなぜに「鬼からの脱出法」を記事内に書いたのか。
それは人間が人間である故に、人間が生まれもされた機能を片寄った伸ばし方をする。(この場合の片寄ったとは、最終結果が「前頭連合野の脳萎縮」に繋がる。それを片寄ったと表現しています)
機能の片寄った伸ばし方をすることで、本来の人間である正常な機能の総合されたバランスを失います。
そして、更に、失ったバランスは、類似した人間が集団化することで「偽りを正義である」という道徳へと、正常な意識を持つ者(前頭連合野の萎縮が無い人間)を容易に自分達の思考エリア(前頭連合野の脳萎縮が進行している人間)へとなだれ込ませてしまいます。
それらの大まかな状況をある側面から捉えれば、「社会現象」というでしょう。

つまり、上記文章をまとめれば、片寄ることで破壊される人間の精神面が社会現象を起こしている。となる。
が、しかし、片寄らなくても人間には鬼は居る。鬼を獣ともいうだろう…。
要は「鬼からの脱出法」を書いた理由だけど、鬼が鬼のままではない精神状態を維持していくにはどうすればいいのか。それを「脱出法」と称したということ。

話は戻るけど、それら鬼は人が死んでも尚、霊と成り残る。
鬼からは逃げられぬのが人ではないのかと考えてはいるけれど、それでもハッキリと言い切れるものでもないと思っているよ。
生きているから鬼が居るのではなく、霊となっても鬼である。
鬼をコントロールするには、より高次元の情緒が存在する知能を磨かなくてはいけない。今の地点で簡潔に、明確に、間違いなく言えるとすれば、それだけ。要は「前頭連合野の脳萎縮~鬼と呼ばれし者よ 」で記事内に書いたオセロ(または将棋)は、高次元の情緒(の存在する知能)を、人間の機能上、より的確な表現としての「思考回路」を定着させることが可能だといえる。それが今現在の私が言えること。

だけどね、鬼を感じる人間は、自己を限りなく見つめている人じゃないと感じないものだと思う。
鬼が居て当然だよ。所詮、人は動物なのだから。
それを排除することは無理。(成仏しない限り)死んだら更に鬼だけが暴走するんだもの。無理に決まってるでしょ。
人間は野生の心が在るからこそ学問に携わる。学問だけに集中すれば素晴らしい成績を持ち社会にも貢献はできる。けれどもね、情緒もしっかりと伸ばしていかないと、人生はテレビの中の物語だよ。ということになる。

情緒も持ち、学問から発展した頭脳を持つ。それらと葛藤しながら生きていくのが人間。それがなくても人間ではあるけれど、余りにも無様だよ。
人間自体、私は愚かだと思うの。実際、何も出来ないでしょ。ひとりの力で生かされる事実なんて存在していないんじゃないかと思うのよ。こうやって言葉にするとうまく伝わらないような気もするけど、やっぱり何処までいっても人間は愚かだよ。

今の地位を省き利害関係を断ち切ったと仮定する。
その状況でどれだけの人間が本当に困った自分へ思いを込めて手を差し伸べてくれるだろうか……。
愛する家族が愛する恋人が、皆が皆、本当に手を差し伸べてくれるものだろうか。

その無償の行為は自分の存在することにどんな意味があるのだというのだろう。

心の繋がりが深いものが家族や恋人であるとは限らないはず。悲しいかな、それが現実だったりするでしょ。




鬼が居たから退治するんじゃなく、共存すればいい。
共存は共存でも、自分が鬼を容認した後に支配すればそれで良いと思っているよ。

共存の在り方を、自分が霊的な一面から捕らえている事実を含んだ上で、万人に向けて(全ての人間に通用すると言う意味ではなく)発するにはどう表現すればいいのか。その表現を取得しようと現在は努力中。



今の所はそう考えています。なんせまだまだ渦の中の思想です。

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前頭連合野の脳萎縮~鬼と呼ばれし者よ

肉体に獣は潜んでいる。それは獣の自分。雄と雌という何れかの性別を持つ自分。
そういった自分自身は誰にでも在る。
生れ落ち獣の本能により母の乳を探り求める。それは誰に習う訳でもなく本能の成せる業。つまり獣のままで生命を弾くように貪る行為。その行為は人間として生れ落ちたのだし、人間としての当たり前の行為だよね。

この世に在り自己の中にも在る幾つもの疑問は、私自身の中にも未消化として存在しているものも在ります。
通常、「無意識のエリアに潜む人間の感情」とは、「科学」や「哲学」や「倫理」の分野へと拡大して視野を向けていかないと理解は出来ないもの。
しかし霊感は科学や哲学や倫理とは異なる。異なるけれども辿れば皆が皆、其々の異なる分野であっても、其々の分野に値する同等の意見へと辿り着くのが霊感。答えの質は霊能者の人格も必然的に入る。人格というよりも「品」という方が合うのかもしれない――。
先日、ブログのいちファンだという男性からメールを貰いました。
メールを送った男性は、「鬼を消すことができるのか」という疑問を持たれたようです。
私は基本的に返信はしません(文章による誤解が大なり小なり必ずでてしまうので)。ここで記事としてあげさせていただきます。ちなみに取り上げた理由ですが私自身も気になるポイントだったので今回は特例とします。ただし、(メールに書いてあった質問だと)質問対象の的が大きすぎているため、私の独断と偏見によって質問の的を縮小して回答させてもらいます。

培養され繁殖した戦闘人形 ←このブログ記事の中に存在している鬼をテーマに書きます。
それと、ブログ記事に対しての質問やご意見がある時は(コメント欄から)送ってください。
(例えばそこじゃなく、こっちが知りたいとか)

【注意】
精神的に混乱している状態の時は以下の文章を読むのは控えた方がいいと思います。触れなくても良い事柄というものが人により存在しているし、より酷い混乱を精神面で爆発することもあります。
以後は(読む読まないは)自己判断になりますが、読みすすめる内に嫌悪感に襲われた場合は途中放棄してくださいね。

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仙台で見たセーラー服(姿)のお話と仕事の話

昨日、今日と、仙台入りしている私です。
仙台はやっぱり活気が違うね。昔から仙台が好きなんだよ。

で……、びっくりしたのがさ、セーラー服を着たおばさんを発見したことだ。
あれってばさ、そんなに出没するもの? 絶句だったし。
初めさ変な客引きかと思ったよ。ありゃまじでヤバイね。

セーラー服は置いといて、宮城といえばお馴染みの牡蠣の季節。
生牡蠣が美味しい時期だよ。

松島の駅から少し行ったあたりに「牡蠣小屋」っていうのがあるの。食べ放題(←蒸し牡蠣)。
テレビとかにも出たらしいから週末は賑わうんじゃないかな。
場所は松島駅の観光案内所で聞けば分かりやすく教えてくれるよ。
つか観光でお買いもんなら言うこと無いんだけど…ね。


体調はボチボチ良くなっているので来週から仕事を開始します。
伸ばし伸ばしできてしまった方、どうもすみません。
とりあえず週末は福島に戻るのでゆっくり休養します。


あ、セーラー服(おばさん)さ、アレ、おっかない。ほんとに。

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日本三景~松島

私は子供の時から松島が大好き。
けれども松島に行っても何も無いんだよね。牡蠣が美味しいとか、遊覧船があるとか、マリンピアがあるとか…その位なんだよ。それでもね松島に行くと何でだかホッとするんだよ。

※画像をクリックで拡大

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松島を愛した偉人は多い。
松島には島が幾つあるのかな……。かなりの数がありそう。

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松島の五大堂は有名。私でも名前だけは知っているぞ(笑)

なんというか、空気が良いよ。松島。

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何処にいても風景から浮き出る、私。松島じゃ溶け込めたみたい。
松島の魅力って何なのかなぁ…。

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右見ても、左を見ても、その美しさを独り占めしてしまいたくなる。
きっと毎日見ていても飽きないだろうね。たくさんの顔を見せてくれる。

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日本は四季があっていいよね。
ま、でもさ東北の冬は寒いのだ。西日本に移住したいよ。うん。

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招き猫がかわいかった。動きそうだし…ねこちゃん。


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プロフィール

HN:
福島の母 占い軒龍卑(haruka)
年齢:
55
性別:
女性
誕生日:
1969/11/01
職業:
占い師&マクラメ工芸士(講師もします)
趣味:
占い・読書(ほぼ仕事の本)・ガーデニング・その他諸々
軒龍卑の近況:
福島県福島市笹谷在住
現在は福島市笹谷にある、店舗【卯羅那石(うらないし)】にて鑑定をしています。店舗では占いの他にマクラメアクセサリー(ワークショップもあり)・柔道整復師によるリラクゼーション・インド刺繍リボン(業者卸有り)・天然石(業者卸有り)・雑貨などを取り扱っています。

なにげ修行は一生だという考えの持ち主です。
形の無いたったひとつの本当へ意識と脳が融合した状態で辿りつくことを数ある修行の中でも最低のラインと考え実践しています。

それから近年の変化ですが、霊界との関係性に変化があり、有効な知識を蓄え血肉にするため日々鍛錬しています。

私生活では極力霊界の事情を持ち込まないように、仮に持ち込んだ場合は速やか且つ敏速に対応しています。

それから私はかなりの方向音痴です。
なので出張へ行くと数回に1度の割で逆方向へ移動することが…。
しかも霊視中にも方向音痴が炸裂するので、東西南北ではなく時計表示&前後左右で方角を説明します。

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