数年前に同業のTとかなりの頻度で交流をしていた。
Tは私よりもずっとずっと年上。出会った切欠は言えないけど、私とTは急速に仲が良くなったの。
けどさ、Tと私は同業でありライバル的な存在でもあったのね。
事あるごとにTは私へあらゆる挑戦をしてきた。
でね、ある時、私は治療ベッドでお客さんを対応していたのよ。その場所は結界が強烈になっていてTでさえも侵入は不可能な場所だったのね。ところがTはあろうことか接客している私の直ぐ傍にあった窓にへばり付いていた……。
ベタァ… |`´| ←T
!!!(゚Д゚)(なんじゃい、おまえさん……)
と、心の中で呟き、そのまま私は仕事を続行( ̄- ̄)ブゥ
なのにTときたら…ウルサイ。
ε=ε=ε=┌(* ̄Ш ̄)┘(ハルカっペ、ここはこうだよ。こっちはこうするんだよ)
と、仕事に口出しをしてくる。あ、当然、霊視上のはなしだよ。
つかうるさいよ、おまえ。
それでも留まることなくTの口出しは止まない。
延々と仕事中へばりついている。そう、窓に……。
こらっ( ・_・)ノ☆(*_ _)
1時間も過ぎた頃、いい加減わたしの限界が…。まじでうるさいんですけど、T。
休憩をお客さんに告げ事務所に戻り、ぶつぶつと文句をひとり呟いていた。
それでTをその場所近辺から飛ばそうと思い、やってみた。けど、無駄。だって、しぶとく戻ってくるんだよ。
ケッ(∥ ̄д ̄) ヾ(≧▽≦)ヘ) ΞΞ==---
それでTの余りのうるささとしつこさで怒りの頂点に達した私は、Tがひちにを掛け必死になってつくったであろう結界を壊すことにした。で、4本の柱を立ててつくってあった内の1本を引き抜いた。
T→(ぎゃぁぁぁぁ~ハルカっペぇぇぇぇ止めて―――!!!)
と、喚いた。
私→( ̄▽ ̄)はっ?なに?おまえなんて知らない。つか怒らせたおまえが悪い。
止めに入るTの話なんてろくに聞きもせず、喚き散らすTを横目に私は猛進したさ。
その時の私の姿はまるで怪獣(笑)。だって、砂場で、折角つくった砂の城を泣き喚くのも構わずに蹴散らすいじわるないじめっ子のごとく、ぐしゃぐしゃ~と結界を壊したんだよ。
その後、Tは、もういいよ。とばかりに壊れた結界の上に呆然と座り込んでいたよ。
クッソォ━━━(;=ω=;)━……‥ ‥ォォォォォォ
ハハンッ(。 ̄ω ̄。) Tよ、もう一回、地道にがんばれ……。
そう思い、気分はスッキリと休憩を終了し仕事にもどりました。
ま、そんな子供の喧嘩みたいな昔話でした。はい、おしまい。
[0回]