最近は恐怖と思える体験は無いのだけど、強烈に覚えている私の恐怖体験を書こうと思う。
独立するまえは某占い会社に所属していたのだけど、そこを辞める少し前くらいから、仕事の時間になると頭痛が激しくて頻繁に休むようになったのね。その頃は独立を考えていたし、辞めようかなとも思っていたから精神的なものも切欠だったのかもしれないけど……。
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某占い会社を辞めようと意識したある日、埼玉のとある宗教の住職に電話をしたの。理由は、様々な経験(宗教関係)をしないと駄目なのかもなんてちょっとだけ気弱になっていた(今思うとあまりにも無知だったね)。だから少しの間だけ、埼玉の住職のところでお勉強をしてこようと考えたんだよ。
そんな感じで暫くお世話になりたい理由を説明すると住職はかなり興奮してさ(住職自身はどこをどう間違えても霊感無いし)ノリノリになったの。つまり(霊能者さんは)大歓迎だよ~ということだよね。
で、まずは顔写真となにとなにを郵送で送ってくれと私にいってきた。私は素直に従い郵送したの。悲劇がその直後に襲ってくるとも知らずに。
住職に封書が届いたと思われた日、突然なんの前ぶれも無く頭の中でお経がなりはじめた。だみ声のトランスしてしまいそうなリズムのお経がなったんだよ。で、そのお経は暫く続いた。気の遠くなるような時間が立ち(実際はそうでもないのだろうが)、私はお経から解放された。ホッとしたのも束の間、再び、カセットテープを再生したようなクリアで生々しい声がダイレクトに脳内で再生された。私は吐き気を覚えたけれど、吐けるまでに至らず、絶妙なポイントで吐けない吐き気と戦っていた。
そんなことを数回繰り返していると、あることに気が付いた。お経が鳴り響く時間帯があるのだということを発見したの。写真なんか渡さなければ良かったとその時はじめて気が付いた(今はそんなこと思わないけどね。当時は思ったのよ)。後悔したけれど遅くて…しかもその数日後に住職から、ご丁寧に歓迎の意を込めた封書がパンフレットと共に送られてきた。その中に経本も丁寧に包まれていたんだよ。経本は、たぶん私が電話で住職に頼んだ気がするんだよね。余計な霊が見えるから見えなくなりたいとか、霊がとり憑くからとり憑かないようにしたいとか、そんなことを言っていた可能性(当時悩んでいた内容を考えてみての予測)がある。
それでね、その経本が届いてから更に大変なことが起こったんだよ。私は突如、立てなくなった。腰をとられて這ってしか動けない。まともに力も入らないんだ。トイレで衣服を下ろすのもかなりの時間を要したんだ。箸を持つのも重たく感じたのはあの時が最初で最後のこと。
かかり付けの医者に行き、定期的に点滴三昧。立つのも生きているのも体が辛くなってしまったの。あの時の感覚は今でも覚えているけどさ、丁度、エレベーターで一気に降っている状態を維持された感じと似ていた。
医者に行っても病名無しだったし。死んでしまうのかもとマジで思ったよ。ほんと、どんまい私って感じだった。
そんな死人みたいなばあさんみたいな状態で約半月、耐えました。定期的な経の音と有りえない脱力(脱力というか、筋肉が無くなってしまったような感覚)感を実感しながら、堪えたね。
よく覚えちゃいないけどある日、突然、経が鳴り止んだような記憶があるよ。おそらく(私に経を唱える)期間とかなんとかがあったのかもしれない。ま、当然、その住職のところになんて行かなかったけどね。当時はおっかなかったし。こんな思い2度とごめんとか思っていたし。
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ま、強烈だったといえば、強烈な体験だった。その後、某占い会社は辞めて独立。その時の体験まではいかないけど似たような感じで、同業に呪い(別名で術ともいう
w)は掛けられたよ、しかも無数に。独立直後の数年間はとてつもなく激しい呪い合戦(笑)だったね。そのぶん逞しくなったかもしれないが(苦笑)
今では…
こんのぉっ 呪い掛けやがったな~~ お前かっ
ブシュュュュ(o ̄□)σ<<<<≪クサイノトンデイケッΣ( ̄y ̄||)ンゲッ
なんてことをやっているのだ
w
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