【今年の桜】
桜の木からは抗菌作用のある成分が出てるそうですね。医学的に脳を鎮静させる香りの素も含まれているとか。桜から出ている成分で興奮を抑えてリラックスするみたいです。
また悪酔いも防ぐようなので桜の木下でお酒を飲むのは理にかなってるという事になりますね。
話は変わりますが、最近なんと無く思っているのが生き方を見失ってしまった人が増えたなと思います。
コロナが流行って云々というのもそれはそれであると思いますが、私が感じているのはコロナが流行る以前からです。
プラス思考を履き違えた人がゾロゾロ進行していて、(その人たちと同じ土俵に乗り上げたけど)右習えをしたのに出来なかった人たちは世の中から否定され弾かれた人間として生きているような、そんな違和感を感じています。
これは立ち位置(世間の目というか・・・)が、真実はあべこべなんじゃ無いのかなと思っています。
全ての人がそうとは思わないですが、ただプラス思考は大切だけど、辛い時に辛いと感じる心はもっと大切なんじゃないかなと。
簡単にいうとプラス思考的な発想により弱さを認めない人が増えているように思えますが、これは弱さを差し引いた自分を【本当の自分だと】思ってしまうと同時に心にバグを抱えることにもなってしまう場合もあります。
なんというか…うまくいえないけど
勝ち組と負け組が本当は反対なんじゃ無いかとそう考えることもあります。
勝ち組(の、その中の一部には)【形だけの勝利の経験】が災いして、優越感や人とは異なる多幸感により、本当の自分と向き合おうとしない人が存在したりします(というよりも、正しくはその事実に気がつかず向き合うことができないのかと)。
それはつまり水面下で【心の闇を】培養するきっかけにも繋がる事があります。
だからと言って負け組の方が良いよという意味とは違うのですが。しかし負け組の中の一部分の人間には、勝ち組の人には無いしなやかな心のバネを持っている方が存在しています。
この心のバネは、世間から何度も心を叩かれることでのみ鍛えられるようになっていて、しかもこの心のバネを初めから持っている人間は居ないのです。
いわゆる鋼の心というものですね。鋼の心というとムードメーカーや華やかな人物を想像すると思いますが、たくさんの人を見てきた私が思うのは、華やかな世界に住んでる人たち(いわゆる勝ち組?)と言われる人々の中でも本物の鋼の心を持つ人は一握りなんじゃないかなと。
鋼の心の多くは世間で言う負け組と言われてる人の中にかなり存在しています。
ただ存在はしてても、その存在の大半は事実に気づく機会を与えられないことが多いので、芽が出にくい状況に晒されてることがほぼという印象を持っています。
(世間が作った印象操作による不慮の事故とでも言うのか)
もちろん(世間的な意味で)負け組と思われる中に鋼の心を持ち自覚してる人は多数いると実感しています。
長くなってしまいましたが・・・
要は見える事だけに頼ると自分の一度だけの人生を変えてしまうことにもなります。脳がすんなり世間の言うすり替えられた常識を受け入れてしまうと、心と脳の連結が取れなくなり生きていく上で色々と支障が出てきてしまいますよということを話したかっただけなんですけどね。
また前文でわかりやすくするために勝ち組とか負け組とか書きましたが、勝ち組も負け組という括りも、泡のように消えていく在るけど無いものと私は思っています。
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