道徳観念とは本当に正しいのだろうか

先日電話が友人からあり、ちょっと考えてしまった。友人からの電話の内容はどうあれ、人間が考える道徳観念。この道徳観念とは国や細かな地域によって様々だと思うんだよ。
で、道徳が本当の意味で正義なのだろうか、本当に正しいのだろうか、と考えたの。

人を殺してはいけません。

生を受けたら全うしなくてはいけません。


↑確かにまともなことが書いてあると思うのね。でもさ、人間は地球という星を共同で使っている。だから必然的にルールが発生する。それはそれで人間が生きていくにはまともな考えだよ。

でもね、どうして人を殺したらいけないのだろうか……。どうして自殺をしたらいけないのだろうか……。
そんなことを考えてみたけど私は直ぐに答えが出なかった。当たり前の事じゃないの、人を殺したら駄目に決まっているでしょ。と、多くの人間は思うかもしれない。じゃぁ、どうして当たり前なのだろうか。

誰かが悲しむから人を殺してはいけません。じゃぁ、どうして悲しませることがいけないのだろうか…。無限ループのようにリピートする疑問。わかんないや、やっぱり。


つまり私が求めているものは、宗教観念でも無く、道徳観念でも無く、この世に唯一ただひとつだけ存在している事実を知りたいの。


正直、このことを深く考えたのは幾度目かだ。初めてじゃないけれど、電話が切欠となり再び答えを捜し求める自分が存在した。別に誰かを殺してやるとか、自殺を考えていますとか、そんな意味じゃない。ましてや殺人者に加勢し応援しているつもりも毛頭ない。勿論、自殺志願についても同じ。
ただね、仮にさ、我が子に、或いは誰かと議論をしてて、そういった様々な場面において分からないままの疑問が常時目の前にぶら下がっていたのでは何ひとつ確信を得たことを答えられないじゃない？！　そう、思ったんだよね………。


だけれども、ひとつだけ言えるとしたら――、
道徳とはまともな(正しいのではなく、まともな)考えであり、人間が地球で生きていく上で必要なルールだ。
ということくらい。

無理に追求して答えを求めるつもりはないけれど、焦らず考えていこうと思うよ。それにさ、時間を掛けるだけの意味があると思うんだよね。

• Mutter (つぶやき)
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• 2008/09/03 Wed.