占い師を批判するサイトに、たまにだけど見かける記事がある。
当たり前のことが言えれば、霊 感 な ん て 無 く て も 占い師らしく見える、と。
いわゆる占い師イコール詐欺師であるといったことを書いていたりする、サイトのこと。
そして思う………。
当たり前のことも分からない占い師は占い師とは言わない。まさに詐欺だ、と。
当たり前のことも分からなかったら、占いなんてできないでしょ。
…主観だけで占うっていうの?笑ってしまう。
主観だけの占いなんて、そいつは怪しいカルト教なのでは……。
意味の分からないポイントの、揚げ足。
占い師を詐欺呼ばわりする場合、詐欺のポイントが違うよ。そこじゃない。
意味的には分かる。
そうか詐欺をするインチキ占い師は、当たり前のことをいうのか!!
となるわけで。
だけれどもテーマが占い師の詐欺についてだとしたら、本当の占い師は詐欺と何がどう違うのか言えなくちゃいけない。
なぜなら、詐欺と本当と区別しているから堂々と公言している、はず。
要するに、把握もしていない、足を使って情報を得てもいない。だから区別ができない。
区別できているんだったら書ける、言える。どこがどう違うのかが。
この場合、双方のことを理解しているから区別ができるわけで。
もし仮に区別なら無いまま公言しているとしたら、ただの思ったことをいっているだけ。
占いの詐欺をテーマにしているにも関わらず、詐欺と本当の区別も無く、公の場で思っていることを公言しているのだとしたら、それこそ 詐 欺 でしょ。
思ったことと、本当のことは違う。
実際はただの主観である(思ったことである)にも関わらず
いかにも本当のこと(全ての事実)のように言葉のトリックを駆使し
聴く側の人間を騙しているだけ。
勘違いを利用している よ う な も の 。
それって、嘘吐きや詐欺の常套手段だし……。
本当の話しの中へ一部の嘘を入り混ぜて話しをするという、アレ。
結局は
どこがどう違うのか――それを言わずに公言しているということは、テーマという名目だけでテーマの目的に沿ってなどいない。
なんせ本当の占い師 も 当たり前のことをいうのだから。
すごいことをサイトや講演会、書籍などでご披露しているつもりでいても
言葉尻を浅はかに汲み取り、結局は自爆しているだけじゃんね。
そんなデタラメ、ちょっと考えれば霊感が無くても分かるわ……。
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