非凡な存在が平凡を維持する為には必要であり、故に、それらの行為は脳の指令から成り立っているということを軽くですがお話しましたよね。
では現実的な事例をあげ、「非凡な存在が平凡を維持する為には必要」だという感情に至るまでには、実際どんな風な工程を通過しているのかを今回は書いていきましょう。
一応、言っておきますが、今から書いていくことは霊視により現在まで培ってきた事柄です。なので正式な名称等を知らず大まかに捉えていますがご勘弁を。
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【例】
家族構成→父親、母親、小学生の子供、幼稚園の子供。
家庭内の状況→父親(サラリーマン)、母親(専業主婦)、
子供1(小学2年生♀)、子供2(幼稚園年長組♂)。
基本の視点となる人物→母親
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母親は、我が子が社会現象になっているいじめに巻き込まれて欲しくないと考えているし、それなりに(いじめを受けない為の)情報や知識を知る努力もしている。
勿論、子供が仲良くしている子供の親と親密な関係を結び、自分自身も親同士の親友作りに励んでいる。
時には無理をしてお茶に付き合い、何とも思えない出来事や自慢話を興味のあるフリをしつつ賞賛することもある。
なぜならば自分が親同士の親密な関係から外れてしまった時は同時に我が子のいじめが自動的に始まるという意識が常に脳裏へ張り付いているので、なんとも思わなくても賞賛する習慣がついている。
だが、そういった付き合いの後には肉体的にも精神的にも非常に疲れを感じ無気力あるいは強いストレスのどちらかを感じることが多い。
が、しかし、母親自身は親同士の仲間と、それらの子供と我が子の仲は円満であり、上手くいっているという満足感がある。
【注意事項】
ここまでの事例に書かれている状況は、医学的な視点から見た場合、心理的な抑圧及び抑圧された身体症状と関連はしていますが、おそらく心身症等のエリアへ属さずにそこへ向かうライン上の状態或いは症状として考えられると思います。
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ま、これが母親の簡単な現状説明です。こんなことは良くあるよねと思う人間。或いは私は参加しない、若しくはそんな状況など我が家(地域)には無いなどなど読んでいる立場から見ても其々の環境があるでしょう。
まず例であげた母親の心境を私は以下のように分析しました。
常時、いじめという状況を連想していることに慣れてしまい、(いじめの連想が)根底に存在しているという事実に対し、気の重さを感じなくなっている。
↑これは過剰なストレスの現れであるという事実がある。脳の処理が追いつかないので感情を麻痺するホルモンの分泌を、脳の的確な役目の上から行なう。ホルモンの分泌を施された人間の自覚できる部分での意識はとても楽になる。
しかし、その楽と言うのは親同士の仲間とそれら子供及び我が子に対する「いじめ」の問題のみであり、それ以外は楽を感じることができない。
脳は脳の立場で的確な処理をしているのだが、この処理は脳機能の維持を守るために行なったもの。つまり、感情麻痺を施したものの、本来は強くストレスを感じているのだという事実は確実に残ります。
そのため、感情麻痺したエリア以外は「理由が分からないが何かイライラする、或いは無気力になってしまう」という現象が起こります。ちなみに感情が麻痺しているのはいじめに関わった一組の思考だけなのか? となると、これは違います。特にその部分へは感情を麻痺する分泌物が多量に流れていくというだけで、その他の感情を支配するエリアへも当然流れていきますよ。ただ、量の違いがあるということです。
こういった肉体的な異変が連続することで、感情麻痺は一時的から常時行なわれるようになります。
通常、人間はストレスを感じると何とかしてストレスを解消したいという欲求が、無意識から意識上へと上ってきます。その衝動により「怒り・道楽・食・衝動買い・酒・ドライブや旅行・声を出すことによる発散」などなど様々な解消をし、脳(正式には脳内分泌物)と精神のバランスを取ります。しかし、ストレスの解消の方法が分からないばかりにこういった異変を軽く考え見逃してしまうこともあります。
故に、ストレス発散は大切な心の儀式だと言えるでしょう。
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【補足】
脳の思考回路は電波ですが、こういった思考回路であっても、いつもの思考回路を辿り考えをまとめていくことが不可能ないしは難しくなります。故に、体内における電気系統の異常が発生します。すると電気系統から二次的に悪化する内臓疾患や神経系統の異変などの症状を呼ぶこともあります。
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ま、このお話は氷山の一角というよりは、氷山の中にある針の先程度の点にしか過ぎません。
仮に同じ症状や病名の人間が10人存在したとしても、同じ状態の人間など存在していないのですから。
それにこういった事態は家庭を持つ者だけが陥る心境や状態でもないはずです。
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