親子の絆って何だろうね……。
最近知ったこと、その1。若い子は親を嫌いな子が多すぎる。というか、嫌いなのが当たり前という流行に近い何かを感じました。しかも、みんなが嫌っているから自分もそう思うのが当然だって思ってしまう。というか、確実に信じ込んでいる可能性の方が高いんじゃないかな。それも無意識に。ひょっとして、社会現象的な集団催眠かもね…。
それって、親からしたら、いやだ。さみしいよね。
でも、きっと、改善されないかもしれない親なら、こういう話を聞いて、きっと、ムカつくのかな?
今時の若い子と親の関係って、どこか感覚が違う気がするんだよね。
あ、全ての親子じゃないよ。
ただ、心配なのは、というか、気になる親子間というのは両親が揃っている場合だよね。社会的に地位があるとかさ。
その場合、どうしても子供の痒い部分をかけないし、子供の相手もままならなかったりもする。
すれ違いが誤解を招きやすかったりもするし。
しかも、親の地位が高かったりすると、子供も期待に添えないと「家の恥」になるから、子供もがんばっちゃたりもする。
だけど、愛を貰えないと心が死にそうになるから、反抗してみたりもする。代理愛だね。
まぁ、その辺は無意識だろうね。意味もなくイライラするとかが関の山だ。心が悲鳴をあげているなんて思いもしない。痛いよね…心。
だからさ、今時の若い子はばかみたいに友達作りに集中するんでしょ。家族に見放され、仕方ないから形だけの友達を重要視する。こういう時って形だけでも良いんだよね。いないよりはマシだったりする。正しくは無いけど彼らの本音なんじゃないかな。
ま、家族に見放されていなくても、見放されているという刷り込みがされている。つまり、親を嫌いという流行があるでしょ。それが既に刷り込みだよねということ。
…でもさ、親とケンカして家出するとかあるでしょ。あれって、友達から「おまえ、すげぇな―」とか、「大丈夫かよ―(泣)すげぇ心配なんだけど」とかって、(ヒンシュクをかってたとしても、とりあえず)言われたりしてさ。
ほいで、その後、子供同士の世界で自分の地位を自動的に確保しちゃうのだ。
なんか、その地位の確保って、遠吠えに近いかも。吠えておけば来ないだろって感じかな。親なんかこわくないんだぜ、とかさ。やる時はやるヤツだし、っていうような印象を植え込んでおくような感じだ。
だけどもね、それ(地位の確保)さー、子供は気がついてないだろうけど、形には現れない自虐行為そのものだよね。体を切るか、心を切るか、というだけの違いでリストカットと一緒でしょ。第一、子供の世界は感覚が違うもん。
世の弱肉強食の荒波は、子供にとってなんの意味があるのだろうね。
学歴社会の名残は未だに残留してて、原型が隠れながらも残っているし。
そんなに生き急いでどうしたいのか。
知れば知るほど、子供から見た社会は、タワーマシーンのようだよ。
お金を持ってくるパパロボ。
ご飯を作るママロボ。
たまに口を開けたかと思うと、気持ちを全部聞こうとする前に、小言、小言。
もう、うんざり。何も分かってなんかいないじゃんか。
理想の子と話しでもしているの?あなたが思っているような子供は居ないから。
しかも、それは自分じゃないし。
だから、うるさいロボは要らない。
ああ、なーんだ、だったら自分はロボを操れば良いのか――。
ってね。
苦肉の策なんだろうが………。
被害者には違いないわ。
大人から見た社会は、どんな社会なんだろうね。
見える世界なんて人それぞれ違うけどさ―。
心が破壊され脳が破壊され、それでも生きていなきゃいけない子もいる。
でもね、パパロボとママロボの期待に答えるべくしてがんばった知識は、虚しいかな、脳内だけで反映される。だって、(お勉強の)お陰で行動だけはできるもの。ただ、行動と真逆に気持ちがあるのだ。だからこそ、余裕で世渡りだけはできてしまう。世渡りができてしまう自分を大嫌いだったりして…。嫌いにもなるよね。自分の存在も恨めしいだろうし。
いつもいつも満たされない餓えた心。腐敗して混線した感情。常に意識するのは自分の位置。全てが悪循環だよ。
だとしても、なにがあっても、なんだったとしても、最後は自分の力です。
それは分かるけど、なんだろうね…この気持ちは。
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