人は初めから最後まで独りのはず～それが現実

いきなり核心から。





外部からの侵入者が存在すると、そう認めているのは、自分の中の気持ち。


実際の現実では、見せたくない自分が暴かれたような気がして、瞬間的に隠そうとする。





*******



変な例えをすると、駅の階段で転び恥かしくなり、逃げるようにその場を去る、その瞬間のようなもの。
周りの好奇な視線が自分の中で起こっている出来事みたいに感じる。


しかし、自分の中で起こっているように感じる感覚は、自分の思い込み。事実ではなく、主観。
または現実と気持ちが同化したように感じ、現実の区別がつかなくなるような感覚。


けど事実は違う。



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あ、あの人転んだW (お笑いのテレビを見ているかのごとく、密かに笑えてしまう)

ああ、痛そう……(本気で)

ふん、ざまあみろ！(普段のストレスを現状の弱者に対し、ぶちまける系)

大丈夫かなあ……(所詮、他人事)


まあ、傍観者は好き勝手なことを思い巡らせている。でも、ただそれだけのこと。



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この時の抹消したくなる感覚が、


外部からの侵入者が存在すると、そう認めている自分の中の、気持ち。
ということになります。



だからこそ、侵入者(さっきのたとえだと、転んだ私)を排除しようとする。






ではなぜ、転んだ私を排除する必要があるのか………。








いや、転んだ私を排除する必要？というよりも、






転んだ後に、屈辱を感じ、　屈　辱　を　受　け　た　自　分　は、許せないわけですよね。


すなわち、許せない気持ちとは、自分の中で発生していること……。




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だとすると、好奇な目で見られたことは事実であるけれど、今の現実では無いわけで。

同時に、今現在の状況で傷ついているという事柄が、理論的な意味で筋道がおかしくなってくるはず。




いや、しかし……

「でも、現に私は好奇な目で見られ傷ついているのに！」

と思っているとしても、　本　物　の　傷　か　ど　う　か　？　という疑問が残ります。






好奇な視線を受け、傷が付いたことにしてしまえば、好奇な視線のせいで受けた　屈　辱　は、和らぐはず。



好奇な視線<屈辱<心の傷




初めのキッカケのものよりも、痛い。または、悪い。という結果をだしてしまえば、


傷ついたのはあいつ等のせいだ

自分が○○なのは、仕方が無い

○○があったから、■■になったんだ


なんて、幾らでも言い訳が付いてくる。言い訳は誤魔化しでもあるかと……。








だから痛みが和らぐ。







そうした脳のトリックを暴き、初めて、自然な状態が現れるもの。

自然な状態は、案外、荒れ放題かもしれないし、とてもキレイかもしれない。





心は心の摂理にのっとり、あなたの知らないところで動いているわけで。


自然の法則＝心の法則

これは不動の定義かと思いますよ。




*******




なので、なぜ、自分の中で発生した新たな気持ちを排除する必要があるのか？ということです。




もっと言えば、本当に排除しなくてはいけないのか？ということ。






この時の　な　ぜ　を考察(明らかにするために、よく考え、調べることを)してくことで



気付きが生まれます。


結局、自分が何を考え何を感じているのか、ということを現地点よりも深く掘り下げるようなもの。





その答えは1人1人違います。当たり前か……。





*******



自分の中に在ると仮定している、侵入者。

それが自分自身だと、気が付かないことが多いもの。









侵入者を排除するということは、自分の一部を排除するというのと同じわけで。

転んだ後に、屈辱を感じ、　屈　辱　を　受　け　た　自　分　は、許せないわけですよね。すなわち、許せない気持ちとは、自分の中で発生していること。


ということは、

自分の気持ち＝侵入者

となるので、自分を拒否または排除している(あるいは、しようとしている)となります。
 

また、侵入者を排除しようと思っている段階で、　主　観　を　現　実　だ　と思い込んでいたりするもの。



自分の中での現実と、現実は、違います。








自分を裏切らないというのは、まずは考えることから始るものだと思います。




だからこそ、本当のことを今の自分が分かる範囲で学んでいくことが必要なんじゃないかと。

本当のことというのは、普遍のものであり、唯一無二のことかと、そう考えています。




現実と主観の区別。
現実を知り、本当の自分で生きていくためにはとても肝心なことかなと、思います。




■■■■■霊感から見た排除の原理と、公式？　ココより続き■■■■■






なぜ人は自分の気持ちを排除しようとするか。


本文の中で

>侵入者を排除しようと思っている段階で、　主　観　を　現　実　だ　と思い込んでいたりするもの。

と、書きました。


言葉を言い換えれば、招いていないということ。
では本当に、招いていない、というだけなんでしょうか？


案外……

招くことも出来る？


答えは、出来ます。


ただし、この　出　来　ま　す　というのは、自分の主観と、現実が、混濁してしまった場合のみ。

更に言えば、架空の存在。けど、姿を持ちます。


なぜ姿を持つのか？


思考回路が、そういうパターンをつくります。いわゆる、思考癖です。脳のトリック、誤作動、ミス。



たとえば、おじいちゃんだけは招いた人だとします。


すると、おじいちゃんじゃない人は敵と見なします。

おじいちゃんみたいな優しさと
私を愛してくれる　お　じ　い　ち　ゃ　ん　み　た　い　な　愛　と
おじいちゃんみたいな私との心の距離など

が、唯一招いても良い条件です。


しかしこれも脳のトリック。誤作動。ミス。


おじいちゃんは私の中には居ません。当たり前です。


仮にあなたをおじいちゃんが愛してくれたとしても、それだけのことです。

生きていた人が死んでしまう。
形在る物が壊れた。

それが現実です。


なので愛してくれたなどの事実は残ったとしても、ソコから先の事情はあなたが決めている現実です。


すなわち誰かを愛するのも、あなたの中の事情。
現実は別です。

愛しているという表現
↓
伝えるという行為
↓
相手の反応
↓
現在

この、無機質な事柄が繰り返されている、それ自体が現実ですよね。


そしてあなたは考える、伝えるのではなく、伝わるためにはどうすればいいかを。

考えた末に行動を起こす。
↓
失敗に終わる。ゆえに学ぶ。
↓
その辺りが、考えることかと……。


また別の側面から、　あ　る　特　定　の　行　為　を　捉えた場合、　精　神　力　とも言うはず。




さて


おじいちゃんの話しに戻します。



自分の中の現実と、現実を、混合しているソノ行為。　愛　情　の　飢　え　です。




排除しようという理由は、愛情の飢えによるもの(一部、例外あり)。
というか、これ↑が続きのテーマでもある原理です。



大人になりきれていない、子供のままの大人。




愛情の飢えは、人の生命維持を継続する限り存在します(一部、例外もあり)。

まあ、飢えというよりも、遺伝子。


そうした、愛情の遺伝子の公式は、初めから脳のプログラムに入っています。


さびしさから、心の中には誰かが住める、という公式を現実的に作ります。
↓
当然、幼少期にそれらは形成されます。
↓
最初に自分の心へ招くのは、通常、母親(あるいは、母親の代理)です。
↓
脳のプログラムは、急激に高度なシステムには変えることができません。


なので、それが当たり前の公式です。
ちなみにコレ↑が、続きのテーマに書いてある公式の、原型みたいなものです。


そして問題となるのが……


自分と、他人との、区別。適応した精神状態の時(自分なりの、相応の年齢時)に、きちんと区別をつけられるかどうか。

↑続き記事の前半部分に書いた、現実のことです。



適応した精神状態の時(自分なりの、相応の年齢時)に、きちんと区別をつけられるか？という地点で、
眠っていたプログラム(遺伝子か……？)が、顔を出します。



区別が出来ても、出来なくても、状況に応じ　プ　ロ　グ　ラ　ム　は　再　生　さ　れ　ま　す　。


しかし

区別がままなら無いと
酷くすれば、精神病。
(遺伝も大きいかと)


そして多くの場合が、

自分と、他人との、その区別がままならないことで

本文で書いた　塀　を　巨　大　にしてしまいます。
↑塀を積み上げた状態を(A)とすると


(A)は、公式ですが


ある意味、(A)を中心に、(B)という物質へ変わることもできます。
そして、(C)(D)(E)(F)(G)etc…というふうに、


侵入者を排除するために

幾らでも変わってしまうことが出来ます。


つまり
(C)(D)(E)(F)(G)etc…とは、


病気

心身症

精神病

など。


またはサイコパスのように、異常ではあるが病気(精神病)ではないなど、そうしたケースもあるし。


或いは、健常者の枠にいる。医学的にも健常者。しかし、(A)により脳へ多くの割合で誤作動を生じている。ということもあります。


まあ、だとしても……。


(A)＋(x)　という塀を持ちながら、ふつうに生きている人はたくさんいます。
どちらかといったら、気にしない人の方が割合的に多いかも。



こうした記事が、気付きのキッカケになれればいいかな、と。そんなふうに思っています。




※　続きの記事は、かなり大まかに書いています。また、端折っている箇所が幾つも在ります。

• 霊感から見た心理
• CM(0)
• 2011/01/09 Sun.