霊感とは何か?
なにを今更になって言っているのと思うかもしれないけれど、分かりきったことのように思える方が、結構、説明が出来なかったりするもの。
で、今日は、霊感とは何かを説明しようと思う。
まぁ、お化けが見えてしまうのだよ…。といった、いかにも「霊感がある」と分かってしまうものを省いて書いてくつもりです。
まず、霊感とは何か。
霊感っていうのはね、この世に肉眼で見て存在しているもの以外を感じる力。あ…。能力ともいうね。
それじゃぁ、「気」を見る人は霊感なの? ということになってしまう。「気」が見えても霊感とは言わない。
だって、「気」自体が見えるのって極々ふつうのこと。
見えないという人の方が多いと思うけど、そうでもないと思うよ。見ているけど、「見ている」、「把握した」、という脳内の記憶を引き出せないだけじゃないかなと思う。
だってさ、肉眼で見えるのが「気」。
ついでに書いておくと、気が見えたときとは、眼のチラつきみたいに思えるような感じとも似ている。それから、ビーカーに塩を入れアルコールランプで温めると、ビーカーの中で、塩が揺ら揺らするでしょ。あの揺ら揺らとも似ているね。他には、風呂上りの体から上る湯気。
眼の位置が慣れてくると、分かるようになるよ。人間の眼に日常から映っているものだし、何の特殊能力なんて無くても、誰にでも見えるものだからね。
ま、脱線はこの位にして。
肉眼で見て存在しているもの。というのを科学的に追求したら、きっと、在るはずのものも、無いという結果になるとは思うけど(苦笑) その辺は、私が極々凡人の脳しか持っていない。ということで勘弁してください。
そして、霊感とは、読んで字のごとく、霊に関する感のことだね。つまりは、「霊界」を各々の捉え方でキャッチすることをいう。
各々の捉え方と書いたのには、簡単な理由がある。それは、霊感のレベルのこと。
○感じるだけ
○見えるだけ
○感じて、見えるだけ
○感じるし見えるし、(肉眼で見て存在しないものに対して)操ることができる
大まかにはこんな感じ。
だけれども、心身症で言う「ボーダーライン」なんかが在るように、霊感も、それらの位置づけには様々に散らばっている。ただ、説明をするために括っただけで、上下もあれば左右もあるということ。
じゃぁ、話を少しだけもどすけれど、上記で書いた「感じるだけ」。これって、どういう事柄を含めているのかを書くね。感じるとは言っても、やっぱり、様々。なので代表的なものを書いておくよ。
○誰も居ないはずなのに人(或いは、それ以外の生物とか)、誰かが居るような感じ。
○誰にも見られていないのに、何者かの視線を感じる。
○誰も居ないのに、触られたり、叩かれたり、重さを感じたりする(簡単に言えば、何らかの形式により接触された感じ)。
○声や物音を聴く(いわゆる霊聴)
まぁ、こんな感じかな。
それから「見える」ということに関してのお話ね。巷ではこれを霊視というが、霊感と霊視を区切っている地点で私的には胡散臭いと思えるよ。だってさ、霊視なんて出来ようが出来まいが、霊感が全てだからね。つまりは見え方を理解していないけど、レベルが高い人なんていくらでも居ると思うよ。
要するに、霊視ができる人が凄い人と判断するのは間違いだよということ。霊視までは出来るけど何も出来ない人も居る。つまり、祝詞やお経、或いは何かしらのアイティムが無いと霊をどうすることもできない。ということになる。
これが、どういうことかというと、霊的な結果として、何も出来ていない。ということになる。
だからこそ、霊視だの霊感だの区別を付けるのは、素人を釣るための言葉か、或いは、オーナー自身が素人。または、オーナー自身が霊感を持っていても、本当のことを知らない。ということだとも言えるね。
一番は、自分で直接、話をして、(人として)信用できるかどうかということと、単純に馬が合うのかということだと思うよ。話(鑑定)をしてもらって、ムカつく時がシバシバあるようなら、やめておくとか。
所詮、(その人の中で、霊感を100%として捉えた場合)霊感も完璧だ、なんていうのは存在しない。
大抵、自分に霊感があるのかな? と、思ってしまう。迷ってしまう場合はこんな状態なんじゃないかなと思うよ。
あ…。そういや、凄いレベルを持っていても生涯、気がつかない人も居るけれどもね。
じゃぁ、今日はこの辺でお終い。
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