白月光
あなたは本当の自分で生きてますか?
信じられない
何が起こったかというと、図書館の外壁は窓になっているの。その窓を目掛けすずめが突撃した。即死だった。それを見た家の娘達はかなり動揺していた。でね、すずめの安否を確認するために、男性職員が駆け寄ってきた。きっと、すずめが突撃したガラス張りの窓がある所で仕事をしていたんだと思う。ま、室内から突撃したすずめを見たから駆け寄ってきたような感じ。
駆け寄ってきた男性職員は初老で小柄な人。死んでしまったのかとブツブツと職員はひとり言をいった。
ま、これもいわゆる事件かもしれないが。
それだけじゃ済まなかった――、
あろう事かその職員は、家のちびに死んでしまったすずめを摘まんだまま言った。
「ほれ(ほら)、あんたさ(あなたに)くれっから(すずめをあげるから)」
当然、娘は、ずりずりと後ずさり私のもとへ逃げてきた。逃げてきたといっても、私のところから、2mていど先でのやり取り。
すずめが死んでしまったのに何をいきなり言っているの？
一瞬、状況を把握するのに思考がフリーズしてしまったよ。まともに考えて、有り得ないでしょ。この職員は、ちびをからかって楽しんでいるんだよ。ブツッと切れた私。けれど、逆に、切れると意外と冷静だったりする。
冷静になった私の一瞬の隙をついたかのように、職員は私のもとに駆け寄ってきた。
この職員が次に起こした行動……。有り得なすぎるんだ。
なんと、私の足元に置いてある子供のバッグの隣にすずめを置いた。そして職員が抜け抜けと言う。
「ここさ(ここに、すずめを)おいといてやっから(置いておくから)」
はぁっ？
お前何様――？
次の瞬間、弾丸のように私の口から罵倒と人格否定の言葉が連打で続いたのは言うまでもない。
世の中、同じような嫌がらせでも凄みのある奴はいるけれどさ。こういうタイプは腹の底から呆れてしまうよ。
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コメント
無題
うにさん、お久しぶりです。そして、コメントありがとうございます。
うにさんが察している通り、図書館で働いている人です。
福島だけじゃないと思いますけど、市の職員だからといって、人間性がまともなのか……？
となると、こればかりは、まともかどうか怪しい人間もいますよね。
仮に、学校の先生になるのには、しかるべき教育を受け、受けるべき事をクリアすれば自動的に先生への道は開けます。しかし、人間性テストというものは無い。性格に問題があっても、後は、採用する学校側の問題。
採用が学校側の問題だと言っても、奇妙な素行が分かりづらい場合が多い。なぜ分かりづらいのかというと、学歴と性格は比例していないということ。他には、どんなに職場で礼儀正しくとも、性格と直結して考え辛いからだと思うのです。
だから――、
「まさか、あの人が……」
というニュースが後をたたないのかもしれないです。
そういう流れと同じで、この職員も同じように考えられるはずだと、私は考えます。
例え、同じ職場の人間から見たときに、その職員の事で素行がおかしいと感じる。ただおかしいと感じるだけ。それだけでは、市の職員を解雇できない。おかしいと証明するためには、医療が関連します。本当におかしいならば問題は無いのでしょうけど、おかしくなかった場合は、何かしら法的なこと(人権問題とか…)が、関わってくる。だからこそ解雇するという大きな動きを取れないのかもしれないですよね。あ、これは予測ですよ。予測。
つまり、その職員は、大きな問題行動を起こさずに、長い間やりすごしてきた可能性が高い気がします。
世の中が変になった。それも確かにあると思います。ただ、この人は時代の流れについていっていない人間。どこかで時を止めてしまったような人ではないかとも感じました。気持ち悪い――。本当に私も子供達も嫌な気持ちになりました。
今度から図書館へ行くときは、親同伴。若しくは別の図書館へ行かせるようにしようと思っています。
無題
この人、図書館で働いている人なんですよねえ？？
なんだか気持ち悪い感じです。
チビちゃんショックだったんではないですか。
世の中、変になったのか、こんなものなのかわかりませんが、不安な気分になりました。
無題
たまちゃん、コメントありがとうね。
いきなりコメント欄にたまちゃんの名前があって、ちょっと驚いてしまったよ(苦笑)
たまちゃんの反省はどうあれ――、おじさんがおかしい人。若しくは変質者なのか。その事に関して、答えようと思う。
実はね、たまちゃんが質問した事と同じことを、すずめ事件の直後に長女にも言われたんだ。
まず、おじさんがおかしいor変質者か。この答えはnoになる。なぜかというとね、狭い価値観の中だけで、精神や知識の成長をせずに生きようと思えば、生きていけないわけでもない。という事は、そうやって過ごせたという事実と歪んだ価値観をつくった。というおじさんの中での間違った自信にもなる。ようは、ある一定の時期から成長せずに、人生にあぐらをかいてしまったということだと言える。簡単に言えば、おじさんは浅はかだということだよ。ましてこのおじさんは、すずめを取って食用にしていたような時代に生まれた位の年齢だったしね。
それに、単に常識が無い人間と、変質者は違うからね。
あとさ、このおじさんは今まで生きてきて、他の人間に一度も本当の意味で、鼻を折られた経験が無いのだと予測できる。そういう、自分の非常識を思い知る機会が無かったのだと思うよ。
仮に鼻を折られるような事があったとしたら、今回の事件からも推測できるけど、おじさんが気がついていないという事になる。
つまりは、切っ掛けはあったとしても、おじさん自身が気がついてないのだから、鼻を折られた自覚が無いとも言えるわけだよ。結果、自覚のない事柄を、折られたとはいえないよね。
例えばだよ。このおじさんが、たまちゃんが言った通りだとするじゃない。
その場合、私が一瞬でも殺気だった状況だったからこそ、尚更、おじさんの異常性を瞬間的に見抜いているはずだよ。しいて言えば――、この職員に対して思ったこと。どうしようもない奴。
たまちゃん。たぶんだけど、たまちゃんが反省したのは私とたまちゃんの個人的な事だと思う。もしも、そうだとしたら反省したとかここには書かなくても良いんだよ(苦笑)
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プロフィール
現在は福島市笹谷にある、店舗【卯羅那石(うらないし)】にて鑑定をしています。店舗では占いの他にマクラメアクセサリー(ワークショップもあり)・柔道整復師によるリラクゼーション・インド刺繍リボン(業者卸有り)・天然石(業者卸有り)・雑貨などを取り扱っています。
なにげ修行は一生だという考えの持ち主です。
形の無いたったひとつの本当へ意識と脳が融合した状態で辿りつくことを数ある修行の中でも最低のラインと考え実践しています。
それから近年の変化ですが、霊界との関係性に変化があり、有効な知識を蓄え血肉にするため日々鍛錬しています。
私生活では極力霊界の事情を持ち込まないように、仮に持ち込んだ場合は速やか且つ敏速に対応しています。
それから私はかなりの方向音痴です。
なので出張へ行くと数回に1度の割で逆方向へ移動することが…。
しかも霊視中にも方向音痴が炸裂するので、東西南北ではなく時計表示＆前後左右で方角を説明します。
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