この世の多くの人が感じている悟りや覚醒の意味(最終的には存在)は幻だったりする

人間が悟りを啓く。

人間が覚醒する。

心が柵から開放される。


まあ…
なんというか

人という生き物は

時として

人間という生物を過大評価しているように感じることがあります。

それは
精神世界という扉の先が
とてつもなく神秘的で神聖な領域であるのだと。
また
人の可能性は躍動という秘儀を隠し持っていて、それを解放できたら素晴らしいのだと。

たまに
人によっては、そういう秘儀は出してしまったら生きてはいけないので、出しません。

とかいう人もいるけどね。
つまり
そんな風に人間は、人間の能力を過大評価して、それがまともだと思い込んでいるということ。

私が感じている人ってね、単に生臭いよ。
でもって、原始的な遺伝子にせっつかれ
原始的な遺伝子は、プログラムという機能を持ち
プログラムに基づいて動かされている。

しかも

これが自分でしょ。

と思っている自分は

大抵が脳に騙されていて

だから結局
本当の自分とは
生臭い匂いをまとった
原始的な遺伝子に基づいた生物。

ただ

あなたと私が違うとしたら
プログラムの組み方が違っているだけのこと。

それって

退化した遺伝子と
活性化した遺伝子が
あなたと私とでは、異なるから

だから

プログラムの組み方が違うだけ。


結局

悟りとか

覚醒とか

そういうのって脳の誤作動を自分自身が見破らない限り
あり得なくて

それに

悟りも覚醒も

そんな大層なもんじゃないのだと思う。
そういうのは、とても庶民的な位置に属していると思うし
とても身近な温度在る存在のはず。

つまりね

もっと
こう…

宇宙の法則に依存した生態系が
人間の基準なのだと

だけれども
宇宙というと大きな存在に感じる。

でもね
そういう意味じゃなくて

上とか

上昇とか

昇華とか

そういったレベルを計る意味じゃないんだよね。

宇宙とは言っても
宇宙の法則に則ったうえで、
悟りとか覚醒とかの存在が在る位置は

上でも下でもなく

今ここにしか存在していなくて

私の中にしか無くて

それは難しい意味ではなく
単に、等身大という意味なのね。

要は(この場合の)宇宙も、私自身も、精神世界も、全てはひとつ。
どれがでかくてちいさいとかじゃなくてさ。

私は誰？
はあ？！あんたはあんたじゃんね。
そんな意味での平凡を基盤としたひとつということ。

まあ
この世に溢れている精神世界は
余りにもきれいに書かれすぎているわ。

だからこそ
もっとテンションの低い位置で心が躍動し
もっと平凡な幸せで満足する。

その平凡は神秘的なものじゃなくて
ふつうのこと、ありふれたこと、なんだと思います。

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坊さんや宗教の先導者みたいに
心や精神の修行をしないと
悟りや覚醒を理解できない、というものでもない。

脳内のプールに蓄えてある智恵を
どんな組み上げ方で表現できるのか。

という

智を起点に思考が発展し、まともに実践した地点で
人間本来の悟りの扉へ入ったと言えるのだと思うよ。

その扉も、扉の先も、精神力という空間。
人間の眠れる才能を
平凡だからこそ非凡に出してくれる位置でも在る。

また
心という人の情愛や苦痛を真髄から理解できる可能性の、在る場所でもある。

しかし、非凡という功績は
周りの人間により引き立てられ
運という時の流れに添い
下向や上昇をするもの。

要は
平凡の中に居れない人は
世の本当が見えないし
精神世界にも入れないし
自分に騙されたまま精神力も向上できずに
一生を終えるもの。


平凡とは、人間の躍動の場。

魂が本当の姿で生きていける場。

そして、本当の精神世界。


人が、智と連動するということは
本当の生きる意味を
天より告げられるものです。

その天啓は、誰だとしても

平等に存在します。


けれども
その位置での平等は精神力という天啓であり。

自分自身の性格は
努力により変えていくしかありません。

また
運というものもありますね。
それは持って生まれたものなんで代わりません。

それだとしても
自分の運なりに精神力の空間に入れれば
調子良くはなりますよ。

けど
所詮、運は運ですが…

まあ
当たり前のことですがね。

• 霊感からの言葉
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• 2009/10/09 Fri.