今日、私の友人のたまちゃんが家に遊びに来た。たまちゃんの子供(小3)は、現在、不登校になってしまった。というよりも、本当は(子ども自身は)学校へ行きたくて仕方がないのだけど、学校側が(登校できるように)体制を整えてくれないことで、行けないのだ。
学校に行けなくなってしまった原因は「いじめ」
男の子特有の、プロレスごっこと称した い じ め を低学年(1年生の3学期)の時から受けていた。
我が子のいじめられている事実を把握したたまちゃんは、直ぐに学校へと足を運んだ。
そして、学校からは
「現行犯じゃないと、学校側は対応できません」
と……言われたそうだ。それでもたまちゃんは、かわいい我が子のために、そんな屁理屈に屈せず学校へ地道に通ったのだ。
「うちが母子家庭だから、(学校が)対応をきちんとしてくれないのかな……」
そう、たまちゃんは、よく愚痴をこぼす。心細くて仕方が無いのだ。
そして、おととい、たまちゃんからある事実を私は聞いた。
それは
“相手の親も相手の子供も(たまちゃんの)子供にあやまっていない”
ということだった。
それじゃー、子供は学校へおそろしくて行ける訳が無い。
だって、
いじめた子の親が(たまちゃんの子供に)あやまらない。
いじめた子も(たまちゃんの子供に)あやまらない。
ということは、たまちゃんの子供が学校へ行くという事は、いじめの無法地帯へ丸腰で入っていくようなもの。
しかも、たまちゃんの子供は体に症状が出てしまっている。嘔吐と下痢。
で、校長がね、「この前○○○君(たまちゃんの子供)がきた時はとっても楽しそうでしたよ~」
と、言ったそうだ。
それってさ、楽しそうだから下痢と嘔吐をするんだよね。嫌な事を嫌と言えたなら、体に症状なんて出やしない。そう、私は思う。
しかも追い討ちを掛けるがごとく、校長の趣味をたまちゃんの子供にすすめたそうだ。それは、それで、良い事かもしれない。けどね、(いじめた子が)謝ってもいないのに順番が違うよね。と、私は思ったよ。
でね、
「こうやって○○○君(たまちゃんの子供)が私(校長)と触れ合う時間が有れば学校に来れる」
と、いったそうな……………。
校長と仲良くしたって、
おそろしくて学校にいける訳がないよ、校長センセ……。
これから校長はどんな風に動いてくれるのか分からないけれど、岩塩の意志のごとく方針を曲げずにいくのか、或いは?…………。
ま、真の教育とは何なのか……と、考えさせられた1日だったね。
※ 全ての記事は、たまちゃんの許可により掲載しています。
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