あなたは本当の自分で生きてますか?
***********************************
人はひとつの世界である
その世界に蠢く者どもは
彼らを治める王である「私」に抗う
***********************************
これは、グンナル・エーケレフの言葉です。
書き続けているノートがあるのですが、先日、過去に書いたことを復習していたんですよ。
そして、とある部分で、過去に理解したことの起点がずれているのに気が付き、関連書籍を開いて疑問点を調べてみたんです。
で、たまたま開いた本に今の言葉が書かれていました。
この言葉は一瞬で納得してしまうほどの説得力があり、また、私はその部分がとても好きで自分なりに解説してみたりしていました。
つまり、この言葉は何が言いたいのかというと…
私の中に存在している複数の自分たちが居る。
でも、その自分たちは各々が好きなことを言い、好き勝手な行動を取ろうとする。
更にいうのであれば
それらの自分たちはまるで蠢く虫のようにそれぞれの欲が強くエゴイストでもある。
だとしても
この体も
この心も
自分という私が支配している。
なのに
自分たちは私という王に逆らうのだ。
ということなのかもしれないと私は思っているのだけど
でもね、グンナル・エーケレフがいった言葉へ
少しだけ補足するとしたら…
支配しきれないのは
自分自身の精神力という筋力が衰えているからであって
もう少し筋力を地味につけていくことで
統括していくことは、決して不可能ではないのだ、
と――。
そんな風に思っています。
たまに、心理や精神の本を読んでいると
人が考える限界の領域を感じることがあって。
要は、
これは、こうである。
そんな断言された物言いが、そういった類の本に書かれていたりすると
なんとなく未来の発展に対し心細い気持ちになったりもします。
この世には、
人知れず心を傷め精神を食いつぶされてしまった人。
或いは
食いつぶされている途中過程の人。
そういう人たちがいくらでもいる。
だからこそ
日本は他国を見習い
学問としての精神(学)や心理(学)のレベルを(関連者たちは)上げるべきなんじゃないのかなと思っています。が、
そういった実現は、お国柄を考えると途方も無く難しいのでしょうね。
あてのない旅の終わりは何処に在るのだろうか。
終わりだと、そう決めれば終わりなのだろうか。
独りになりたいからといって
本当の独りになってみたら
さみしくて居れなくなったりするもの。
本当に独りが好きな人と
みんなの中で独りになるのが好きな人と
そんな2種類の独り好きが在ると思う。
それを知らずして
本当はさびしがりの人が
独りが好いよと独りになったりすると
さみしさで
心が枯渇してしまう。
枯渇は心の壁まで破壊し
地割れを起こすことが在る。
本当に独りが好きな人は
滅多に居なくて。
もしもそういう人に出会ったとしたら
きっと、その人は至ってふつうの人に見えたりするのだと思う。
でも
きっと
孤独を垣間見た人は
脊髄に冷たい雫が通り
本当に孤独な人を
受け入れるかどうかを迷ったりするものだよと思う…。
もしかしたら
恐怖心が前に立ち逃げ出してしまうかもしれないとも思うよ。
だからね。
ただ単に
さびしさや甘えたい気持ちとかが空回りして
怒りや欲求不満が全面に押し上げてしまい
本気で独りになりたい、と……
そんな風に、この世の多くの人間は錯覚してしまうんじゃないのと思う。
でも
そういう生き方は
少しばかり疲れてしまうかもしれないね…。
鳥がさえずるように。
風が吹くように。
そんな風に自然に話せたらいいのにねと思うよ。
CM(コメント)のパスワードについて
プロフィール
記事一覧
軒龍卑より
最新記事
最新TB
kaiseki‐test
アクセス解析
リンク集
リンク希望の方はURLを明記して、メールフォームからどうぞ。(リンクフリーではありません)
((([\/] 軒龍卑にメールをする
(1)印の部分は必須です。未記入だとメールが私宛に届きません。(2)記号や( )、特殊文字等を入れると文字化けしてしまうので、ご注意を。
最新CM
コメントを残していきなさい(笑)って冗談です。気軽にどうぞ。
※当たり前のことですが、悪戯を目的とした書き込みや荒し行為は禁止です。
【 注意事項 】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
当サイトにて公開している自作画像(または写真)や文章等の権利は管理人によって保護されています。
管理人の許可なく併載、転載、再配布、リンクを行うことは禁止とさせて頂きます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【カテゴリー別の記事】