依存と恋愛。
ここ数年、依存症についてさまざまなことが明かされている。
仕事としてというよりも、ふつうに生活をしていて思うのだけど
恋愛ができない人が増えているように思う。
ただ単に恋愛ができないというのではなく、
本気で愛しているのに依存が大半を占めてしまい、
その結果、築きあげた関係をゼロにしてしまう。
なんか、そういう状況を目の当たりにすることが多かったりする。
依存――、
それは何が原因でどういう経過を辿り
そして、結果的に依存といわれる行動を取ってしまうのだろうか…。
依存について、私なりに今まで感じてきたことは
自信の無さが多いに関与していると思う。
たとえ、どういった過去を辿ろうとも、
共通しているのが自信が無いという、状況。
また、更にいうのであれば
自信の無さは、ずっと昔から続いている出来事。
仮に、自信に満ち溢れたように第三者から見えていたとしても、
或いは、どこから見ても自信の欠片も無いように見えていたとしても、
どうだったとしても、共通している過去が在る。
つまり
自信を持って生きたことが無い。という現実が存在していたりもするんじゃないのかな。
そして、そういうのの更に奥には
自分が嫌い。
そういう気持ちが、まるで寄生虫のように心に張り付いている。
それって
自分の気持ちの持ち方だとか、
前向きな考えだとか、
…使えない本には頻繁に書かれていたりもするし。
また、ネット上でも、使えないことが書いて在ることのほうが多いかな。
ちょっとね、依存について気長に取り組んでいるテーマがあって。当然、仕事としてのテーマだけど。
そんな中で思うのが、人目を気にしないでもともと好きだったことやれば善いのにって思う。
たとえば
自分のキャラを作りすぎてて、私のイメージじゃないとか
或いは、私らしくないとか。
なんていうか、そういうのをどうして本気でやらないうちに決断してしまうのかなって思う。
好きなことって必ずしも上手だとか才能が在るとかじゃないし、
好きだけど下手なんだよねってことの方が多いんじゃないのかな。
だからね
緊張状態でがんじがらめにしないで
深く考えずにチャレンジすることも必要だよねって思うよ。
下手で惨めな自分。
そんな自分だとしても、一緒に好きなことをしている仲間は笑って受け入れてくれる。
笑われて、案外、ホッとする自分がいるかもしれないよね…。
[12回]